ATOMSTACK X7 Pro

あえて言えば、ATOMSTACK社は、現在市場に出ているコンシューマーグレードのレーザー彫刻機の中で、おそらく最高のモデルナンバーを発表しています。X7 Proです。ご存知のように、ATOMSTACK社は以前に50WレーザーモジュールのM50を発売し、彫刻業界の人々にとても人気がありました。このレーザーヘッドは50Wの電気出力を持ち、最も重要なのは10Wの光出力で、これはOrtur Laser Master 2 Proの5.5Wの光出力よりもはるかに優れています。

ATOMSTACK X7 Proは現在のフラッグシップレーザー彫刻機であり、最も強力なレーザーエミッターを搭載し、ジャイロスコープを装備し、WIFI接続をサポートし、独立したコントロールパネルを持ち、コンピュータに接続せずにオフラインで操作することができます。

この新機種の利点はあまりにも多いので、一つ一つ明らかにしていきたいと思います。

操作面では、X7 Proは前モデルのA5 ProやA5 M40と同じ410×400mmの彫刻エリアを継承していることがわかります。違いは、X7 Proにはタッチパネルが追加されており、OSはAtomstack社が独自に開発したものを採用しています。内部にWIFIモジュールを搭載しているので、ネットワークケーブルでパソコンとリンクしなくても、彫刻したグラフィックを転送することができます。もちろん、TFカードにも対応していますので、彫刻ファイルをTFカードにコピーすればOKです。ちなみに、このTFカードはパッケージに付属しています。

安全性の面では、従来のレーザーモジュールのシールドは色付きのアクリル樹脂製で、紫外線を90％以上カットしていました。X7 Proでは、新たにガラス製のシールドを採用し、紫外線を97％カットしています。ガラス素材は融点が高く、レーザー切断時に発生する高温でも燃え尽きることはありませんが、アクリル素材はやや劣ります。

驚いたことに、この新機種には水平方向のジャイロスコープが搭載されています。そのため、作業中に20度以上のズレが生じた場合には、すぐに作業を中止することができます。例えば、家族で飼っている子猫や犬が作業台に飛び乗って機械に触れた場合、無用なダメージを受けないように、時間内に作業を停止させる必要がある。

私たちがATOMSTACK X7 Proをフラッグシップ彫刻機と呼び始めたのは、そのハードウェア構成があまりにも強力だからです。ダブルコンプレッションスポットカップリング技術を採用しており、2つの5Wレーザー光源を1つの10Wの超強力な光源に結合し、焦点面積を0.08*0.15mmに縮小しているため、10mm厚の木材パネルや6～8mm厚の黒色アクリルを簡単に切断することができます。さらに、様々な金属材料、セラミック、ガラスを直接彫刻することができ、その効果は5Wモデルよりはるかに優れています。また、彫刻速度も大幅に向上し、13,000mm/分に達することができます。