Beelink GTI11

つい先日、ビーリンクから第10世代インテルプロセッサーを搭載したMINI PCデバイス、モデルGTI10が発売され、その詳細を紹介したばかりのようだ。今年は第11世代のIntel CPUがリリースされたことで、多くのメーカーが主力製品のハードウェアをアップグレードしていますが、Beelinkもそれに負けず、クラウドファンディングのプラットフォームで新しいMINI PC（仮称：GTI11）をリリースしようとしています。

Beelink GTI11 MINI PCの基本構成はすでに判明しており、コアプロセッサーとしてIntel Core i5-1135G7を搭載しています。core i5-1135G7は、10nm製造プロセスの改良版である「10nm Super Fin」を採用したIntelの第11世代Coreプロセッサーの1つで、標準的な性能を備えています。

Core i7と比較すると、キャッシュ容量やグラフィックス実行ユニット数は劣りますが、統合グラフィックス「Intel Iris Xe」を搭載しており、Core i7に劣らない高い性能を持っています。CPUの周波数性能は劣るものの、製品の熱設計によって動作周波数が変わるので、バリエーションによってはCore i7よりも高くなると思います。

消費者はメモリの拡張性を非常に気にすると思いますが、従来のモデルをベースに、今回のindiegogo低価格クラウドファンディングでの新製品は16GB RAMを搭載しなければならず、最大で64GB RAMのDIY拡張が可能です。SSDハードドライブ 256GBや512GB、あるいは1TBや2TBの追加拡張など、選択肢も多いと思います。

ネットワークとインターフェースについては、Wifi 6 AX+BTアダプターという最上位の構成を採用しています。また、複数のUSB 3.0ポート、2つの3.5mmオーディオジャック、2つの2.5Gイーサネットポート、4K@60fpsに対応しHDRにも対応したHDMI 2.0ビデオ出力を備えています。

このミニPCの長方形の形状は、金属製の筐体のためにシックな印象を与えますが、放熱性に優れ、携帯性に優れていることは、Beelink GTI11の非常に重要なセールスポイントとなっています。