FIIDO T1

D11とX fast foldersのクラウドファンディングキャンペーンで通勤通学者をターゲットにして成功した中国のFiidoは、今度はT1 Cargoという見慣れたモデルでアメリカの実用ebike市場に乗り込もうとしているようです。

Fiidoには珍しく、T1 CargoはIndiegogoでは発売されず、そのままアメリカで一般販売され、4月には他の地域でも発売される予定です。

このカーゴバイクは、アルミニウム合金のステップスルーフレームと内部配線が特徴で、Rad Power Bikes社のカーゴバイク「RadRunner」の外観に酷似しています。750Wのリアハブモーターを搭載し、3段階のペダルアシストとサムスロットルにより最高速度50km/hを実現し、シマノ製7速ディレイラーを搭載しているので、自由度の高い走行が可能です。

クラウドファンディングで募集した折りたたみ自転車「T1」のバッテリーは、シートチューブの代わりに、取り外し可能な48V/20Ahのリチウムイオン電池をシートポスト裏側に搭載しています。1回の充電での走行距離は、最大150kmとされています。

ロック機能付きで調整可能なコイルスプリング式フォークとサスペンションサドルを装備し、サドルを跳ね上げることでバッテリーに簡単にアクセスできるようになっています。

フロントにはデュアルビームライト付きの頑丈そうなバスケットが、リアには同じくライトを内蔵したカーゴプラットフォームが装備されています。タイヤは鋳造合金製リムに20×4インチのCSTファットタイヤを装着し、オフロードはもちろん、街乗りにも適しているとのこと。制動力はディスクブレーキで、キックスタンドとフェンダーが付属しています。